30分のミニ講義を聴講しよう!画像処理で「デジタルエステ」
情報技術の世界では情報を正確に処理することが重要ですが、画像には、正確さだけではなく、人が見て美しいと感じるなどの満足感も必要です。講義ライブでは、顔画像を人の好みを考慮して美観化する画像処理、「デジタルエステ」について解説します。
顔を“周波数”で分けてみよう
画像処理で「デジタルエステ」
先生からのメッセージ
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正確であればいいわけではない!従来、コンピュータの使命の一つは、入力したデータどおりに情報を正確に画面に映し出すことでした。
ところが、人の顔などのデジタル画像は、データどおりでは必要以上にアラが目立ち、がっかりしてしまうことが珍しくありません。細部を再現するディスプレイ技術も発達しているので、正確に映し出すと、普通では見えないシワやシミまではっきり見えてしまいます。正確であればいいというわけではないのです。人間を意識した画像処理とは人の顔を画面に映し出すときは、本人であることがわかる前提で、ある程度の美顔化・美肌化を行うこと(=デジタルエステ)が必要です。さまざまな方法が研究されており、複数のシステムを組み合わせることで、精度の高い画像処理ができるようになってきています。
例えば、顔画像から微細なシミやシワを取り除くときは、それを映し出している高周波数成分を取り除きます。しかし、それだけでは顔画像全体がぼやけてしまいます。そこで、「イプシロンフィルター」という数理システムを組み合わせます。すると、画像をぼかすことなく、シミやシワだけを除去することができるのです。さらに「フィルターバンク」「輝度強調」「輪郭強調」などの方法を組み合わせると、より自然で美しい画像ができます。これらはすべて数式で処理することが可能です。それぞれの主観も反映させるここで問題になるのが、「よりよい画像」には主観的要素が強いということです。そこで、使う人の主観を反映する「対話型進化計算」システムを導入する方法があります。これは、画像処理のパラメータ(変数)を、使う人の好みに沿って進化させるプログラムで、遺伝的アルゴリズムを利用し、パターンを学習し、最適化するので、使えば使うほど、それぞれの好みに合った画像処理ができるようになるというものです。このように、現在、単なる数式処理を超え、一人ひとりの人間を意識した情報処理システムの研究・開発が盛んに行われ、製品化も行われています。先生からのメッセージ
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は英語字幕あり













































