30分のミニ講義を聴講しよう!薬剤師と漢方 AI時代に活躍する薬剤師とは
薬剤師という職業が大きく変わろうとしています。今後の薬剤師はどんなスキルを身につければいいのか? 漢方スキルは今後必要なのか? AI時代に生き残る薬剤師とは? 薬剤師をめざしたいが将来が不安という高校生に聞いていただきたいと思います。
薬剤師の役割の変化
漢方薬の役割とは
薬剤師と漢方 AI時代に活躍する薬剤師とは
先生からのメッセージ
夢ナビ講義も読んでみようインフルエンザを治す漢方薬のメカニズム
漢方薬を科学的に研究する漢方薬は、病気の予防や健康促進などに関しては、しばしば西洋医学よりも高い治療効果を上げることが知られています。その多くは、何百年という長い時間をかけた経験の積み重ねによって、用法が確立してできたものですが、近年では、より科学的な研究が進み、漢方薬が人体にどう作用するのかというメカニズムが解明されるようになってきました。インフルエンザを治す「補中益気湯」例えば、「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」という漢方薬には、インフルエンザを治す作用があることがわかってきました。インフルエンザは、ウイルスが体内に入って、次々に細胞に感染していくことで症状を引き起こします。ウイルスの侵入に対して、人体内では「インターフェロン」という物質を出すことによって、ほかの細胞への感染を抑えることができます。しかしインターフェロンは、ウイルスの侵入をきっかけに、細胞内でさまざまな遺伝子の発現を経て作られる物質なので、何日かたたないと作り出すことができません。その間に体内でウイルスが増殖すれば、細胞が死んでしまうこともあります。しかし、インフルエンザに感染する1週間くらい前に「補中益気湯」を飲んでおくと、細胞内に、インターフェロンの前段階である物質、IRF7を大量に作っておけるので、ウイルスに感染するとすぐにインターフェロンを作り出すことができます。つまり、「補中益気湯」は、「擬似感染」を起こす作用があるということが、わかってきたのです。生体防御機能を高める漢方薬「補中益気湯」には、直接インフルエンザウイルスに作用する能力があるわけではありません。「補中益気湯」はもともと、風邪や虚弱体質、倦怠感などに効くと言われている漢方薬です。それが近年の研究によって、免疫力の低下した人体の生体防御機能を高めてくれる作用があるという、具体的な効果を知ることができるようになり、今後の診療への応用が期待されています。先生からのメッセージ
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は英語字幕あり













































