横浜薬科大学 薬学部健康薬学科 総合健康メディカルセンター 教授 渡邉 泰雄 先生
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30分のミニ講義を聴講しよう!頭の健康は健康薬学と「食」で獲得する!!
身体だけではなく「脳」も健やかでないと、健康だとは言えません。日本は長寿国ですが、健康長寿国とは言えません。「健脳」と「Active Health」を実現する薬学は、「薬食同源」を基盤とした予知医療をめざします。そのノウハウを学びませんか?
病を未然に防ぐ食の役割
重要なのは頭の健康!
ウコンはアルコールに効くだけではない!
頭の健康は健康薬学と「食」で獲得する!!
先生からのメッセージ
夢ナビ講義も読んでみよう知られざる食品のパワーを解明する!
薬食同源を科学する医(薬)食同源など、健康を維持する上で食品が果たす役割の大きなことは、昔からよく知られていたほか、「ウコンは肝臓によい」、「秋ナスは身体を冷やす」など、食品の機能についてもさまざまな情報が伝えられています。しかし、それらはいずれも伝承で、科学的に証明されたものではありません。現在、科学的な研究が進んだ結果、従来、経験的に評価されてきた食品の機能や、さらに、メカニズムも証明されるようになってきました。エノキタケが内臓脂肪を減らす!例えば、そのひとつがエノキタケです。一般にキノコ類は、食物繊維が多く、腸を刺激して運動を活発化させる働きがあります。そのため、ダイエットに効くと言われていました。しかし、エノキタケのダイエット効果は、食物繊維によるものだけではないことが、研究によりわかってきました。エノキタケには、内臓脂肪を減らす効果のある成分が含まれているのです。肥満度を表すBMIが26から27(注:BMI25以上が肥満)の人で糖尿病や高血圧といった病気がない人に、粉末にしたエノキタケをお茶にして飲んでもらったところ、2カ月続けると、内臓脂肪が減少するという結果が出ました。動物実験で調べたところ、エノキタケには、脂肪を燃焼させる4つの脂肪酸混合物が含まれており、この「エノキタケリノール酸」は、脂肪細胞にあるアドレナリン受容体(アドレナリンの受け皿)を活性化させ、脂肪の分解を促進することが証明されました。薬学の視点から食品の可能性を探るエノキタケに限らず、食品の機能についてはいまだ科学的に解明されていない要素がたくさんあります。こうした要素を薬学の観点から解明することで新しい可能性が開けます。薬学は、治療を目的に薬を研究する学問です。この観点から、科学的に食の秘密を探ることで、病気予防につながる機能性食品から治療に必要な医薬品まで、新たな医療での活用を見出すことが可能です。先生からのメッセージ
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は英語字幕あり












































