30分のミニ講義を聴講しよう!マブを使った医薬品の分析法を開発せよ!
マブ(mab)とはモノクローナル抗体(Monoclonal Antibody)の略で、がん細胞特有の分子をターゲットとした分子標的薬としてがん治療に利用されています。マブを使った医薬品成分の新たな分析法について、開発秘話も含めて説明します。
どんな植物?「薬用植物」
生薬「ダイオウ(大黄)」とは?
医薬品成分の新たな分析法の開発
マブを使った医薬品の分析法を開発せよ!
先生からのメッセージ
夢ナビ講義も読んでみよう簡単に生薬の分析ができる「モノクローナル抗体」って何?
生薬の科学的な分析はこれから自然の中には優れた薬効を示す植物が存在します。例えば、大黄(だいおう)というタデ科の植物には、センノシドという有効成分が含まれています。これは便通を改善する下剤としての効果があるため、便秘の症状に処方されます。このような薬効のある自然産物を医薬品として用いる場合「生薬(しょうやく)」と呼んでいます。ただ、その効果は経験的にわかっているものが多く、何が有効成分なのか、どの程度の分量が含まれているのか、体内に入った時にどのように分布するのかなど科学的な分析はこれからの課題です。既存の分析方法は高価で専門知識が必要生薬の役割は大きく、世界各地の伝統医学で利用されています。生薬を科学的に分析することは、医療の発展に役立ちます。また、生薬は健康食品などにも利用されますが、適正に使用されないためその有効成分による健康被害を引き起こすこともあります。その原因を突き止めることも必要になっています。
確かに成分分析は既存の方法でも可能ですが、高価な測定機器や専門的な知識が必要です。また、含まれる有効成分は微量で、特に有効な産物を見極めるためには高感度な測定が必要ですが、既存の方法はそこまでの感度はありません。生薬分析の裾野を広げる測定方法を開発そこで「モノクローナル抗体」を使った測定方法が開発されました。これは体の中に侵入した異物を判別する抗原抗体反応を利用したものです。例えば、センノシドという抗原に対する抗体を人工的に作ります。植物や錠剤を溶かしたものにこの抗体を入れ発色基質を導入することで発色の程度や分布で抗原の存在がわかるのです。
抗体を使った分析方法は、高価な測定機器や専門知識が不要なため、簡単に高感度な成分分析を行うことができるというメリットがあります。生薬や漢方薬の有効成分を分析することで、より安全かつ効果的な服用が可能になるのです。先生からのメッセージ
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