30分のミニ講義を聴講しよう!明るい破産!? ~個人の借金と破産手続~
破産という言葉からは、借金や自殺など、暗いことばかりがイメージされます。しかし、法律のメガネを通してみると、破産はむしろ、借金苦に陥った人の新たな人生のために、明るい光をあてる法制度とみることができます。そんな破産制度について紹介します。
暗いイメージの破産を明るくする方法
お金を貸した側にもメリットがある破産制度
明るい破産!? ~個人の借金と破産手続~
先生からのメッセージ
夢ナビ講義も読んでみよう「借りた金は返す」は常識ではない!?
「自己破産」て、どういうこと?「借りた金は返す」。これが世の中の常識です。しかし、破産に追い込まれてしまった人には、これは当てはまりません。「破産者」というと、ギャンブルに溺れる人などをイメージするかもしれませんが、昨今の社会状況では、まじめに普通の暮らしをしていた人でも破産に追い込まれることがあります。例えば、子どもが生まれたり、家を買ったりした矢先に勤務先が倒産し、お金を返したくても返せない、あるいは自然災害で家も仕事もなくしたのに家のローンだけが残る、といったことは、誰にでも起こりうるのです。ドラマなどでは、借金→借金取りに追われる→夜逃げや自殺、というパターンがしばしば描かれますが、個人の場合、自己破産することは、「財産を清算し、それでも払えない分は、免責手続によって“なし”にする。これにより新たな生活をスタートさせる」ことが目的なのです。新たなスタートのためのセーフティネット現在、日本の自殺の原因の第3位が「経済・生活問題」ですが、お金が原因で死んではいけません。自己破産というとイメージは悪いかもしれませんが、見方を変えれば新たなスタートを切るためのセーフティネットなのです。破産手続を利用しても、身ぐるみ剥がされてしまうわけではありませんし、破産する前に培った一定の財産や、破産手続が始まったあとで得られた財産も、破産してしまった人が新たな生活を始める基礎にすることができます。もっとも、一定期間クレジットカードが作れない、金融機関からお金を借りることが難しくなるといった不利益はありますが、やり直すことはできるのです。あなたにとっても実は身近な法律法律は、あなたが生きている社会のために存在する、リアルで身近なものです。倒産という局面では、破産法や民事再生法などが関係しますが、倒産に至らなくても、人間が生活する以上、お金・財産をめぐるトラブルは避けられません。さまざまな人間が暮らす社会で、利害関係をできる限り公正・公平に調整し、解決していくのが法律なのです。先生からのメッセージ
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は英語字幕あり













































