30分のミニ講義を聴講しよう!太陽活動の現在、過去、未来
活動する宇宙。その最も身近な例が太陽です。フレアに代表される太陽活動は、約11年の周期で活動期と静穏期を繰り返し、過去300年間は規則正しく維持されてきましたが、近年乱れが生じ始めています。近い将来、太陽そして地球に何が起きるのでしょうか?
地球の気候の決まり方
太陽の明るさ46億年の変化
過去400年の太陽活動の変動
太陽活動の現在、過去、未来
先生からのメッセージ
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太陽フレアが引き起こす地球の磁気嵐太陽は巨大な灼熱のガス球です。私たちを静かに照らしているだけに見える太陽ですが、その表面を観察すると、時折、黒点と呼ばれる肉眼では黒い「しみ」のように見える領域が現れます。黒点は太陽活動の源であり、その周囲では太陽フレアなどの活動現象が起きています。フレアによって放出された物質が地球に到達すると、地球では磁気嵐が起き、変電所や送電網に大きな影響を及ぼします。史上最大級の磁気嵐は直近では1859年に起きていますが、同規模の磁気嵐が現代の地球を襲った場合、想定される被害は東日本大震災の10倍以上だと言われています。太陽活動が停滞すると地球は寒冷化する太陽活動は約11年の周期で活発期と停滞期を繰り返します。この11年のリズムはとても規則的で、過去300年間は大きな乱れがありませんでした。ところが、近年、このリズムに乱れが生じ、太陽活動「超」停滞期に入る兆候が見えてきました。「太陽活動の停滞期ならフレアや磁気嵐もないので安心!」と思うかもしれませんが、実は長すぎる停滞期は、一転、地球の寒冷化を招く可能性があるのです。実は、400年ほど前にも、同様の太陽活動超停滞期があり、当時の地球は現在と比べて非常に寒かったことがわかっています。黒点のレシピを解明する研究磁気嵐を引き起こす太陽活動はどのようにして起こるのか? 太陽活動と地球の気候は今後どうなっていくのか? これらの疑問に答えるための鍵が、太陽活動の源である「黒点」にあります。黒点の正体は、地球数個分に相当する巨大な磁石です。太陽の内部で作られた磁石が表面に浮かび上がり、その莫大な磁気エネルギーを解放することで、太陽活動は起こるのです。しかし、太陽内部でこの巨大な磁石を生み出す仕組みについては、正確なことはわかっていません。そこでスーパーコンピュータを使って太陽を模擬的に再現することで、太陽の内部をつぶさに観察し、黒点の形成過程、すなわち「黒点のレシピ」を解明する研究が始まっています。先生からのメッセージ
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は英語字幕あり












































